前の記事ではんだについて書きましたので、ここでは省略します。
まず、見ておくべきところがあります。
緑の円は、ケーブルまわりです。左の2つは端子のプラスマイナスがどちらか、
そして右側の、線のあそびの取り回し
これを覚えておいてください。
そして、赤線は液晶端子部となっています。
更に良くみましょう。カプトンテープ(黄色いテープ)が電池の端子と、液晶端子部を
覆っているのがわかると思います。
カプトンテープを新規に作り貼る場合、赤い部分が電池の端子、液晶端子部になりますので、
ここだけ意識してコピーを作って下さい。
そして、その黄色いテープを剥がして取ります。
自分で新規に作れる方は適当に剥がせば良いですが、
流用しようとするなら、ゆっくり丁寧にはがしてください。
そこそこ頑丈なテープですが、やはりいきなりガッと行くと切れてしまいますので慎重に。
カプトンテープを剥がした状態。右の線、あそびの部分が黒いプラの上にある事をお忘れなく。
ピンセットなどあれば、液晶端子を持ちあげて簡単に外せます。
パカッ
汗や、水没などしてた場合、ここらに白く腐食が走ってる場合があります。
この機体では大丈夫そうですね。
もし腐食していたら、接点復活剤を塗りたくってふき取ってしまいましょう。
次に、電池交換だけでは必要ないですが、ネジ3本が見えますので外して
接点復活王を塗って養生さしておきましょう。
ここまでくれば、まず黒いプラスチック基板が取り外せます。
再度、プラスマイナスの確認
電池から伸びる線のあそびの部分の確認
★電池の取り外し
では、電池を取り外しましょう。
前回の記事ではんだに付いて書きましたので、基盤と電池線をどう処理するかは
決めておいて下さい。
無事に線が外せたら、ショートしない様に、各線をテープかなにかで養生しておきましょう。
さて、ここから電池を本体から引きはがすのですが、正に引き裂く感じとなります。
まず先に、取り外した電池を見てみましょう。
わかるでしょうか、上2/3ぐらいにべったりと接着剤が付いてます。
これを引きはがしていくわけですが、今回のい接着剤は強力なものなので、
いつも使ってるiSesamo君ではなく
はいこちら。
剛性の高い引きはがし道具を使います。
精密ドライバーのマイナスでも全然おっけーです。
んでそれを差し込み、差し込み
あよっこらせっと
ザクザクっと接着剤を切っていきます。
あともうちょいですね。
なんとか無事に電池の取り外しに成功しました。
電池に、1.2Whの文字が見えますね。
3.7V 23mm*42mm*4mm以内の電池ならなんでも入りそうではあります。
で、検索すればすぐに出てきますが、ウォークマンの電池を輸入販売している
業者さんがおります。eBayはaliなど使って探すのが大変な場合は、
そちらから買ってみるのも良いかと。
というか買いました。
まあこれは、手持ちにある状態が良いけど電池死んでるE063に入れてみようかと
思って取り寄せたんですけどね。
どれぐらい持つのかとか、その辺もおいおい書いていけたらなーと思います。
で、新たに用意した電池での注意点ですが、ケーブルがたぶん長すぎると思いますので、
それは切って短くするのではなく、電池側に空きスペースが出来てるはずですので、
そちらに引き込んであそびの部分を無くす感じが良いと思います。
切ってしまった線は伸びる事はありませんので、いざという時、サイズは小さくとも、
他のウォークマンなどの3.7v使用プレイヤーに流用したくなった場合などを考えても
線はできるだけ切らない方針でやっていきましょう。
あとは今までの作業を逆順にやっていけば良いだけです。
その際、何度も書きますが、
電池の線が黒プラ基盤の上を走っている事をお忘れなく。
ここらへんの厚みが結構タイトですので、余計に重ねてしまう事の無いように。
実は見えてるところにありますが、ボディとの接触スイッチが隠れてたりします。
まあ実質は関係ないのですが、重症の場合有効になる事があります。
そこらへんは、完全バラシの時にでも書いておきます。
今日はいっぱい書いたなあ。
次いつになるかわかりませんが、本基盤のバラシを行いたいと思います。
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